NumPyのndarrayなどのコレクション要素から最大値を取得するには、np.amax
関数かndarrayのメソッドndarray.max
を使用します。
便利関数を知っておくと、研究や開発におけるコーディングが楽になるので、一つ一つしっかりと抑えておくことをオススメします。そこで、今回はmax
関数に焦点を絞って
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np.amax
の使い方
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ndarray.max
の使い方
について解説します。
np.amax
np.amax
関数のAPIドキュメントは以下の通りです。
**numpy.amax(a, axis = None, out = None, keepdims=, initial=, where=True)**
params:
パラメータ名 |
型 |
概要 |
a |
array_like (配列に相当するもの) |
最大値を取得したい配列を指定します。 |
axis |
int |
(省略可能)初期値None 最大値を求めたい軸の方向を指定します。何も指定しないと配列全体の中における最大値だけを返します。 |
out |
array_like (配列に相当するもの) |
返された値を代入する配列または値を指定します。 |
keepdims |
bool |
(省略可能)初期値no value Trueを指定すると、次元を元の配列と同一のまま維持します。 |
initial |
値 |
最大値を選択するための初期値。配列が空のときに適用されます |
where |
bool、bool型の配列 |
初期値True。計算対象の要素の位置をTrueにします |
returns:
配列の中の最大値が返されます。axisを指定すると最大値の配列が返されます。
次のように使用します。最初にndarrayを指定すると、最大の要素を返します。
第二引数のaxis
を使用することで、最大の要素を含むndarrayを取得することができます。
keepdims
にTrueを指定すると、次元を維持しようと試みます。
ndarray.max
上記のamax
とほとんど同様の関数として、ndarray.max
関数があります。max
のAPIドキュメントは以下の通りです。
**numpy.ndarray.max(axis = None, out = None, keepdims=False, initial=, where=True)**
params:
パラメータ名 |
型 |
概要 |
axis |
int |
(省略可能)初期値None 最大値を求めたい軸の方向を指定します。何も指定しないと配列全体の中における最大値だけを返します。 |
out |
array_like |
(省略可能)初期値None 返された値を代入する配列または値を指定します。 |
keepdims |
bool値 |
(省略可能)初期値False Trueを指定すると、次元を維持します。 |
initial |
スカラ値 |
最大値を選択するための初期値。配列が空のときに適用されます |
where |
bool、bool型の配列 |
初期値True。計算対象の要素の位置をTrueにします |
returns:
配列の中の最大値が返されます。axisを指定すると最大値の配列が返されます。
(最大値を求めたい配列).max()
の形で使います。引数は、axis
で最大値を求める軸方向を指定し、out
では返ってきた値を代入する配列や値を指定します。
こちらについても、引数に何も指定しない場合から見ていきましょう。
引数のaxis
を指定してみます。
要素の中にひとつでもNaN
が含まれている場合は、NaN
が最大値として返されます。
NaN
を最大値として返して欲しくない場合には、nanmax
を使います。
where
, initial
の使い方は最小値を抜き出すnumpy.aminとndarray.min関数の使い方で解説しております。参考にしてください。